歯科コラム

歯を磨かないで寝ちゃったら、お口の中はどうなる?

虫歯の発生には気をつけるべきポイントがあります。

プラーク(歯垢)が付着している時間


虫歯の発生は「歯質」「糖質」「細菌」の3大要素のほか、プラークが付着している時間も関係します。

つまり、プラークが付着している時間が長いほど、細菌に酸を放出する時間を与えてしまうということ。

また、一日に何度も間食をしたり、いつまでもダラダラと食事を続けたりすることも、虫歯になりやすい要素です。

「時間」も虫歯の発生のカギとなることを覚えておきましょう。

唾液の質や量


唾液の質や量も虫歯の発生に大いに関わります。

日中の活動時は唾液や水分によって、ある程度の食べカスは自然と流れてくれます。

また、唾液には抗菌作用や再石灰化を促進させる作用があり「天然の抗菌剤」として虫歯の発生を抑えてくれる一面もあるのです。

歯を磨かないで寝てしまうとお口の中はどうなるのでしょうか?

就寝中は唾液の量が激減し、汚れが停滞しやすい状態に。

日中の活動時と比べて唾液の量が少なくなっているので、歯垢が流れないばかりか唾液の抗菌作用の恩恵を受けられません。

そのため、お口の中は歯の表面に歯垢がべっとりついたまま。

これでは虫歯が進行してしまうのも頷けます。

だから就寝前の歯みがきが大切なのです!

06-6752-8880 無料相談予約はこちら