歯科コラム

歯を磨いているのになぜ歯垢が付くのか

夜歯磨きをしたのに、朝起きたら歯がヌメヌメしていることはありませんか?

私たちの歯は正常な状態でヌメヌメした膜が形成されており

こちらは専門的に「ペリクル」と呼ばれています🦷

ペリクルとは、唾液の糖のタンパク質がエナメル質に吸収されることで

形成される被膜であり、誰の歯でも存在しています。

歯の表面の「エナメル質」は硬い組織ですが、酸性の刺激には弱い性質を持っています。

また、歯ブラシによるブラッシングの圧が強ければ傷ついてしまうこともあります。

「ペリクル」はそのような刺激から歯質を守る役割を担っています😊✨

しっかりと歯磨きをしたあとは、歯垢もペリクルも除去されますが

ペリクルは数分もしないうちに再び形成が始まります。

私たちの口腔内は常にペリクルという被膜に覆われているということになります。

ペリクルの良い点は歯質を保護するところですが

悪い点は歯垢を形成する起点になるといった点です。

歯磨きでは簡単に落とすことが難しいため

約3ヶ月に1回、歯科医院で定期的にクリーニングを受けましょう。

歯のクリーニングは歯の汚れや着色汚れを予防すると同時に

虫歯予防の効果も期待できます🦷

定期検診や歯の治療、ホワイトニングをご希望の方は

大阪くれあ歯科・矯正歯科までお越しください。

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