8020運動は、平成元年(1989年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。

20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。(日歯HPより引用)この運動の成果は、厚労省が5~6年に一度実施している歯科疾患実態調査で確認できます。

この報告によりますと、すべての年齢層において年々保有する平均歯数は増加してきています。現在、平均値で20本以上保有する年齢層は69歳までとなっています。70歳以降では自分の歯が20本を下回っている方が多いことがわかります。平均寿命は、女性では87.45歳、男性が81.41歳である日本において、歯の本数は長寿に追いついていない現状となっています。

一度歯を失うと補綴物と言って入れ歯などの人工物で補い、機能が落ちないようにかかりつけ歯科診療所で定期的にチェックを受けることが必要となります。
また、自分の歯をできるだけ多く残すためにかかりつけ歯科診療所で定期的な管理を受けることは非常に重要と言えます。
大阪くれあ歯科・矯正歯科で、一緒にみなさまの歯と健康を守っていきましょう。