皆様、「くさび状欠損」という言葉は耳にしたことはありますか?
以下のような状態をさします⇩

くさび状欠損とは、歯と歯茎の境目(歯頚部)が、
くさび状にえぐれたような欠損が生じた状態のことです。
原因は、食いしばり、歯ぎしり、強い歯磨き圧などが挙げられます。
放置すると、知覚過敏や虫歯のリスクが高まるため、
歯科医院で適切な治療を受けることが大切です。
🦷くさび状欠損の症状
- 知覚過敏:冷たいもの、甘いもの、熱いものがしみたり 痛みが感じられたりする.
- 歯の痛み:歯に力が加わった時に痛みを感じることがある
- 歯の欠け:歯が欠けたように見える
🦷くさび状欠損の原因
- 食いしばり、歯ぎしり:強い咬合力で歯が摩耗する
- 強い歯磨き圧:過度な歯磨き圧で歯が摩耗する
- 硬い歯ブラシ:歯ブラシが硬い場合、歯を傷つけやすくなる
- 研磨剤入り歯磨き粉:研磨剤が強いと歯が摩耗しやすくなる
🦷くさび状欠損の治療
- ブラッシング指導:適切なブラッシング方法を教わる
- 欠損の修復:合成樹脂(コンポジットレジン)で埋める
- ナイトガード(マウスピース)の装着:食いしばりや歯ぎしりを軽減する
- 歯周病治療:歯周病が原因となっている場合は、歯周病治療を行う
🦷くさび状欠損の予防
- 適切なブラッシング:力を入れすぎず、シャカシャカと優しく磨く
- 歯ぎしり対策:マウスピースを装着する
- 研磨剤入り歯磨き粉の使用を控える:研磨剤の強い歯磨き粉は、歯を摩耗させやすいため、使用を控える
- 歯磨き粉の種類:研磨剤が入っていない歯磨き粉を使用する
くさび状欠損は、放置すると症状が悪化する可能性があるため、
早期発見、早期治療が重要です。
定期的に歯科医院を受診し、専門家のアドバイスを受けるようにしましょう😬☝🏻✨