歯科コラム

オーラルフレイルとは?お口のケアが心と体の健康につながる①

オーラルフレイルは、「Oral(口腔)」と「Frailty(虚弱・衰弱)」を合わせた造語であり、日本で考案された概念です。

近年、フレイルという言葉が医療・介護の現場では浸透してきていますが、一般的にはまだまだ馴染みのない言葉かもしれません。
何歳になっても健康でいきいきと過ごしたいとお考えの方、この機会にオーラルフレイルについて知っておくとよいでしょう。

オーラルフレイルが注目されている理由

世界的にみても、日本は長寿国として知られています。しかし、大切なのは寿命の長さではなく、年を重ねても健康に生活できる期間の長さであるという考えの「健康寿命」が重要視されているのが昨今の傾向です。口の衰えは、フレイル(体と心の衰え)にも影響することがわかっています。口腔への健康意識を高めてオーラルフレイルを予防することは、健康寿命を延ばすためにも非常に重要なのです。
オーラルフレイルは口の衰えを指しますが、老化による衰えとは少し異なり、社会的・精神的な問題などが合わさって起こる不自然な衰えです。また、フレイルは意識して行動やリハビリをすることで改善ができるため、早めに気付いて対応をとることでより健康に近づきます。そのため、以下のようなささいな口の変化を見逃さないように意識することが大切です。

オーラルフレイルの始まりの症状

  • 滑舌が悪くなる
  • 食べこぼしが増える
  • むせやすくなる
  • かたい食べ物が噛みづらい
  • 口腔内の乾燥

人生100年時代の現代だからこそ、健康に過ごせる時間はとても大切です。長く生きるだけでなく、年を重ねてもQOL(生活の質)を維持・向上させるためにもオーラルフレイル対策は重要だと言えるでしょう。


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