こんにちは🌞
今日は歯磨き粉のジェル、ペーストの違いについてご説明します✨
歯磨き粉を買うときにジェルタイプのものを見かけたことはありませんか?
どちらも歯磨き粉として間違いないのですが、実は用途が違うのです👦🏻
メーカーによって多少の差はありますが、ペーストとジェルの違いは表の通りです⬇️
この2つの大きな違いは発泡剤と研磨剤(清掃剤)が配合されているかどうかです。
ペースト⇒発泡剤、研磨剤配合で歯磨きでの清掃を助けてくれます。う蝕、歯周病予防を目的としたすべての患者さんに使えます。
ジェル⇨発泡剤微配合、研磨剤無配合で口腔内によりフッ素が停滞しやすいため、う蝕リスクの高い患者さんにオススメです。
また、歯茎が腫れていたり、クリーニングで歯石を除去した後の歯茎は歯と歯茎の間に隙間があり、そこに歯磨き粉のつぶつぶ(マイクロビーズ)が入り込み歯周ポケットやインプラントの周りに付着しやすく、歯肉に入り込むと炎症を引き起こしまいます。マイクロビーズはペーストタイプの歯磨き粉に含まれていることも多いです。
ジェルタイプは入り込んでも炎症の原因にはならないので、歯周病の患者さんや歯石をとった後の歯磨きで使用する歯磨き粉はジェルタイプがオススメです。
当院に置いてあるジェルタイプの歯磨き粉は
チェックアップルートケアアルファ です🪥✨
ジェルの使い方はペーストと似ていますが、しっかりブラッシングをするのではなく「歯全体に塗布するように」ブラッシングします。
オススメの使い方はダブル使いです👌✨
使い方は、
①ペーストタイプの歯磨き粉で汚れをしっかり落とし、うがいをする。
②ジェルを歯ブラシに乗せて歯の全体に行き渡るように約30秒間ブラッシングする。
③軽く1度だけ口をゆすぐ、または唾液を吐き出すのみでうがいをしない。特に夜寝る前に行うことで、睡眠中にしっかりフッ素ケアを行うことができます。
クリーニングの際に患者さんに合った歯磨き粉の提案をさせていただきますので、メンテナンスに中々行けていない方やどんなものを使ったらいいかわからない方は衛生士にお尋ねください☺️⭐️