歯科コラム

食欲の秋、よく噛んで健康に!噛む力と歯の関係

こんにちは。大阪くれあ歯科・矯正歯科です。
朝晩が涼しくなり、秋の訪れを感じる今日この頃。
この季節は、「食欲の秋」と呼ばれるように、旬の美味しい食べ物がたくさん登場しますね。新米や秋刀魚、栗やさつまいもなど、よく噛んで味わいたい食材が多く、食事がより楽しみになる時期です。

そんな秋だからこそ、今回は「噛むことの大切さ」と、それを支える「歯の健康」についてお話しします。

 噛むことの効果はこんなにたくさん!

噛むことは単なる食事動作ではなく、私たちの健康に多くの良い影響をもたらしています。

 消化を助ける

よく噛んで食べることで、食べ物が細かくなり唾液とよく混ざり、胃腸への負担が減り、消化がスムーズになります。

 脳を活性化

噛む刺激は脳に伝わり、記憶力や集中力の向上にも関係しています。近年では、認知症予防にもつながると注目されています。

 食べ過ぎ防止

ゆっくり時間をかけて噛むことで満腹中枢が刺激され、食べすぎの防止やダイエットにも効果的です。

 顔の筋肉を鍛える

しっかり噛むことで口元や頬の筋肉が鍛えられ、たるみやほうれい線の予防にもつながります。

◆「噛みにくい」をそのままにしないで

「最近、噛みにくくなってきた」
「入れ歯が合わなくて硬いものが食べられない」
そんなお悩みを感じたことはありませんか?

噛む力の低下は、加齢だけでなく、虫歯・歯周病・かみ合わせの不調・入れ歯の不具合など、さまざまな原因で起こります。放っておくと、食事が楽しめなくなるだけでなく、栄養不足や認知機能の低下、生活の質(QOL)の低下にもつながることがあるのです。

◆定期検診でお口の健康チェックを

「今は痛みもないから大丈夫」と思っていても、実は虫歯や歯周病が静かに進行しているケースも少なくありません。特に歯周病は、症状に気づきにくく、気がついたときには歯を支える骨が大きくダメージを受けていることも。

また、かみ合わせのズレや、入れ歯・被せ物の不具合も、自覚がないまま噛む力の低下を引き起こしていることがあります。

そのため、お口の健康を保つには、歯科医院での定期的な検診とプロによるメンテナンスがとても大切です。

 どのくらいの頻度で通えばいいの?

お口の状態によって理想的なメンテナンス頻度は異なりますが、一般的には1〜3ヶ月に1回のご来院をおすすめしています。

特に以下のような方は、より短い間隔での受診が効果的です。

  • 歯周病や虫歯のリスクが高い方
  • 入れ歯やインプラントをご使用の方
  • 歯を多く失っている方
  • ご自身でのケアが難しい方やご高齢の方

こうした定期的なメンテナンスによって、噛む力を保ち、歯を長持ちさせることができます。

◆噛む力は健康の力。今から始めるお口のケア

「食べること」は、人生の楽しみの一つです。
その楽しみを長く味わうためには、しっかりと噛める健康な歯とお口の環境が欠かせません。

秋の味覚を存分に楽しむためにも、今こそ噛む力を見直すタイミングです。

「最近ちょっと噛みにくいかも…」「しばらく歯医者に行ってないな…」
そんな方は、ぜひお気軽に定期検診にお越しください。

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