歯科コラム

口内炎ができるのはなぜ?


「口内炎」とは、唇や頬の内側、舌、歯茎など口の中の粘膜に起こる炎症の総称です。

ストレスや栄養不足などによる免疫力低下、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激、

ウイルスの感染などが原因となって、口内炎ができると考えられています。

口内に口内炎が発生すると、痛みを伴ったり、

食べ物がしみたりすることがありますが、

口内炎の具体的な原因については明確には解明されていません。

一般的には、ストレスや疲労、睡眠不足といった生活習慣の乱れが

免疫力を低下させることや、栄養不足が要因とされています。

また、口腔内の粘膜を噛んでしまうことで、その傷が口内炎に繋がることもあります。

特にビタミンBが不足すると、口内炎が発生しやすいとされています。

口内炎は以下のようなプロセスで発生します。

①ビタミン不足、疲労、ストレス、ウイルス感染、

外的刺激などが原因となり、タンパク質分解酵素の一種であるプラスミンが生成されます。


②増加したプラスミンは、炎症を引き起こすヒスタミンや痛みを引き起こす

プロスタグランジン・ブラジキニンを放出し、血管を拡張させます。


③血管が拡張することで、これらの物質が血管から漏れ出しやすくなり、

痛みが生じます。炎症が持続すると、粘膜の表面がただれ、びらん状になります。


④最終的に、ただれた部分がえぐられることで口内炎が形成されます。

口内炎の治療には、軟膏の塗布やうがい薬を用いて消炎および消毒を行います。

ウイルス性口内炎の場合は、原因となるウイルスに対して効果的な抗ウイルス薬を使用します。

口腔咽喉用薬や口腔内消炎薬、口内炎治療薬としては、トラフルという薬剤が存在します。

口内炎がよくできてしまう方やお悩みの方は

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