笑った時の口元が気になる方へ
「笑うと歯茎が見えすぎるのが悩み」
「ガミースマイルを治したいけど、どうすればいいの?」
ガミースマイルとは、笑った時に歯茎が過度に露出してしまう状態のことです。
歯茎の露出が多いと、せっかくの笑顔がコンプレックスに感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
大阪くれあ歯科・矯正歯科では、ガミースマイルでお悩みの方に、歯肉整形術、歯冠長延長術という手術を用意しております。
ガミースマイルの原因とは?
ガミースマイルの原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。
- 歯の根が短い生まれつき歯の根が短い場合、歯茎が長く見えてしまいます。
- 歯茎が厚い場合、歯茎が過度に露出してしまい、ガミースマイルに見えてしまいます。
- 歯肉の位置が高い歯肉が歯の根元の方にまで覆っている場合、歯茎が長く見えてしまいます。
当院ではこのような原因を解消しガミースマイルを改善するために「歯冠長延長術」や「歯肉整形」などの方法をご提案しています。
ガミースマイルの改善方法
歯冠長延長術について
歯冠長延長術は、歯茎の裏側にある歯槽骨を整形し、歯茎の位置を移動させることで、歯の露出部分を長くする手術です。これにより笑った時に見える歯茎の長さを調整し、ガミースマイルを改善します。
ガミースマイルの改善だけでなく、歯周病の予防や歯の健康維持にも効果が期待できる治療です。
ガミースマイルの改善 | 歯茎の露出を減らし、自然で美しい笑顔を実現することができます。審美的な歯肉ラインの形成: 歯肉の位置を整えることで、バランスの取れた美しい歯肉ラインを作ることができます。 |
歯周病の予防 | 歯周ポケットをなくすことで、歯周病菌の繁殖を抑え、歯周病の進行を抑制できます。 |
歯の健康維持 | 歯肉が歯にしっかりとくっつくようになり、歯の健康を維持することができます。 |
歯肉整形術について
歯肉整形術とは、歯茎を切除したり、形を整えたりする手術のことです。ガミースマイルの原因は、歯茎が過剰に伸びている、歯茎の位置が高い、唇の動きが大きいなど、様々な要因が考えられます。
歯肉整形では、これらの原因に合わせて、歯茎の形や位置を調整することで、よりバランスの取れた美しい口元を実現します。歯茎が長く、歯が短く見える場合や、歯茎が不揃いで見た目が悪い場合などに有効です。
当院では、歯肉整形術はこのような方におすすめしています。
- 歯茎の高さが不揃いで、見た目が気になる方
- 歯茎が厚く、歯を覆い隠しているように見える方
- 笑った時に歯茎が過剰に見える「ガミースマイル」が気になる方
- 歯周病が進行し、歯茎が腫れていたり、炎症を起こしている方
歯冠長延長術との違いは以下の通りです。
- 後戻りが歯肉整形術の方が起こりやすいが、
骨を削る必要がない為、患者様の術後の痛み、腫れが少ない - 素早く、歯肉の位置を変えたい人にお勧め
審美目的の歯肉整形は、歯茎の形を整え、より美しく、自信あふれる笑顔を実現します。歯周病が進行している場合、炎症を起こした歯茎を切除することで、炎症を抑え、歯周病の進行を食い止め、健康な歯を守ることができます。
ガミースマイル治療の流れ
歯肉の切開
はじめに局所麻酔を施し、手術部位の歯肉を切開します。続いて、歯肉を歯と骨から慎重に剥離し、手術の準備を整えます。この段階での正確な切開は、治療の成功にとって非常に重要です。
歯垢・歯石・感染組織の除去
次に、露出した歯根についた歯垢や歯石を専用のスケーラーなどで除去します。細菌に感染した肉芽やセメント質も丁寧に取り除きます。この過程は、感染を防ぎ、健康な歯周組織の再生を促す上で重要です。
歯肉の移動と縫合
切開した歯肉の位置を骨頂まで押し下げ、歯肉を骨膜と縫合して位置を固定します。その後、歯肉弁を周囲の組織と丁寧に縫合していきます。この段階では、歯冠長延長術に加えて、骨整形や切除術も行います。
歯周組織の回復
歯肉は歯冠側方向に向かって治癒し、歯周ポケットのない良好な状態になります。治療後の回復期間中は、定期的な経過観察と適切な口腔ケアが重要です。
歯冠長延長術と歯肉整形のリスクと注意点
審美性の低下
歯冠長延長術や歯肉整形では、歯肉を下げることで歯根が露出するため、見た目に影響を与える可能性があります。特に前歯などの目立つ部分でこの手術を行う場合、歯根が露出することで審美性が損なわれることがあります。この点を考慮して、術前に医師と十分な相談を行うことが重要です。
知覚過敏の発生
手術を行う歯の神経が生きている場合、歯根が露出することで術後に知覚過敏が生じることがあります。冷たいものや熱いものに対して敏感になることが一般的です。知覚過敏は時間とともに緩和されることが多いですが、必要に応じて適切な対策を取ることが求められます。
虫歯や歯周病のリスク増加
露出した歯根は、歯冠に比べて虫歯や歯周病のリスクが高くなります。歯根はエナメル質がないため、虫歯菌や歯周病菌に対する抵抗力が弱いです。そのため、手術後は虫歯や歯周病の予防に特に注意を払う必要があります。
徹底した口腔清掃の必要性
術後のケアとして、歯間ブラシを用いた丁寧な歯磨きが求められます。口腔内の清潔を保つためには、日常的なブラッシングだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使用して、歯と歯の間の汚れをしっかりと取り除くことが重要です。定期的な歯科検診も欠かせません。